2010-01-01から1年間の記事一覧

『ワーキングプア』門倉貴史(宝島社新書)を読み直す

「ワーキングプア」という言葉が登場したのは2006年のこと。あれから4年が経ち、現在の社会状況を見れば、この言葉は今もって深刻さを増しているように思われる。ここ数日は朝日紙上では「弧族の国」というシリーズ連載が出ているが、ワーキングプアの泥沼…

システミックA6を使い倒す

先日ゲットしたコクヨのシステミックA6の使用レポです。 このカバーは、とても硬いので、立ったままでの筆記が可能です。クリップボードの上で書いているような感覚がします。 作りは結構ラフというか雑(失礼!)で、ノートのサイズよりいささか大きく作ら…

浅田真央、復活のニュース

浅田真央ちゃん復活の話題が今日のテレビの話題。 しかし結果は2位。 1位は安藤美姫。「6年振りの女王奪還」である。 どうしてニュースは安藤の「6年振り」を表看板にして報道しないのであろう? どの局も2位の浅田の「完全復活」にこそニュース価値が…

2010年の流行語について思う

先日、新語・流行語大賞が発表された。今年の大賞は「ゲゲゲの」だそうである。この受賞は正直驚いた。そんなに流行ってたっけ? 個人的には「無縁社会」じゃないか?と思っていたのだが、今日ウェブで確認したら(http://singo.jiyu.co.jp/)、やはり「無縁…

『女性の品格』坂東眞理子

品格ブームというのが数年前、確かにあった。 『国家の品格』が世に持てはやされていたと記憶するが、そんな中で本書『女性の品格』が話題となり、あれよあれよといううちにベストセラーに登り詰めたという印象がある。初版は2006年10月。今から4年前という…

2011年の手帳&ノートと筆記具

来年の手帳は定番の能率手帳普及版(月間ブロック+週間レフト式)にした。 今年は「ほぼ日手帳」を日記帳的に使ってましたが、そのうち使わなくなってしまいました。日記は大学ノートに書くようになりました。 で、普段の持ち歩き用にと小さなリングメモと…

『復活』と『ノルウェイの森』

韓国ドラマ『復活』を見終えた。 ハラハラドキドキする展開で、ものすごく楽しめた。 なんといっても、悪役チェ・ドンチャンのキャラが素晴らしい。 そして、どの俳優にも言えるけれど、目で演技ができるところも凄い。 説明過多は陳腐になる。ドラマは言葉…

歯茎に膿が・・・

もう6年くらい前になるが、急に前歯の根元に痛みが走った。 2~3日激痛とともに歯が浮くような感覚に見まわられ、気づけば膿嚢のような「おでき」が歯茎に噴出している。時間が経つと、おできの中の膿が噴出し、それとともに、不思議と痛みは和らいだので…

ラーメン二郎を食す

ラーメン二郎に初めて行ってみた。 いろいろ難しそうな印象があったので、何も下調べせずに行く。 店には行列ができていた。1時間くらいは待つのかな?と思うが、今日を逃すと今度いつチャンスがあるか分からないので待つことにする。 やがて店の入り口に近…

今日のひと言

今日は研修会でNHKのM宅民夫氏の講演を聞いた。 たいへん興味深く聞かせていただいた。さすがにアナウンサーだけあって、 話の脈絡がはっきりしていて聞き易かった。講演の内容は二本立て。日本の放送の起源をめぐる話と、名物教員2名のインタビューに…

授業のネタ帳

自分が教師として日々働きながら、仕事の軸にしていることって何だろうか?と不図考えた。部活動やらなにやらと仕事は尽きることがない。休日を返上して頑張る人もいるが、自分にはそこまではできない。というか、自分の本当の仕事って何だったのだろう?と…

『私の名前はキム・サムスン』を見終えた

『私の名前はキム・サムスン』を見終えた。 う~ん、涙したよ。ラブコメなんだけど、決してコメディ一辺倒ではない、笑いあり涙ありで、何よりキム・サムスンのキャラがめちゃくちゃインパクト大でした。こういう役を演じきった女優キム・ソナの演技力万歳。…

手帳で人生の目標は達成し辛い

最近の手帳術の話って、年度内の予定だけでは飽き足らず、人生の予定って話にまで膨らんでいるのは皆さんもご存知の通り。人生の目標やプランといった壮大な話になってくると、「おおお~」って驚いてしまう。 「なんて賢いんだ、手帳君!」と言いたくなるの…

時間管理術にご用心

最近は、何かと言えば時間管理術という。時間を管理して、効率を上げる。なりたい自分になる。そういうキャッチーな言葉が溢れている。 しかし、今の社会を見渡せば、効率化=収入増加=社会的ポジションの上昇、みたいなバブル絶頂期的な図式はもはや崩壊し…

我想買的東西

最近欲しいと思っているものを、思いつくままに挙げてみたいと思います。 (1)ギター ① 1PUのGibson ES-175(Natural) ② Fender のストラトキャスター(スタンダードなタイプでカスタムショップ製) ③ Gibson ES-335(Natural) ④ ロベール・ブーシェ(…

ブログ更新がんばります!

いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます。 最近は、思いつくままに適当に駄文を掲載させて頂いております。更新不定期、内容曖昧模糊、おまけに高踏派気取りのブログですので、少々鼻に付くだんもございましょうが、よろしければ今後もお付き合い頂け…

I want you back 14歳の演奏

AZUSA I Want You Back (cover) アコギの軽快な演奏と歌で聴かせてくれます。 14歳の演奏としては、かなりのレベルであることは間違いありません。

I want you back

Adam Rafferty - "I Want You Back" - Jackson 5 - Solo Fingerstyle Acoustic Guitar まぁ、すごいんですから、聴いてみて下さい。 アコギ1本で、ベースからギターから、リズムからヴォーカル(メロディー)まで、全部こ完璧にこなすスゴ技です。こんなギタ…

母艦ノート

美崎栄一郎さんが『母艦ノート』と呼んだ、生活の中心にあるノート。主にビジネス用途で語られることが多かったけれど、私たちの生活はビジネスだけにあらず。私たちの生活はプライベートも含めて様々なフェイズがあり、それらは判然と区切られているわけで…

韓国ドラマがかなり面白い

最近は韓国ドラマばかり見ている。 コーヒープリンス1号店は、特に面白かった。本当によくできたドラマだと思う。 それ以外にも、『キム・サムスン』や『復活』に夢中になっている。 どうして韓国は、これほど面白いドラマを量産できるのだろうか。 日本の…

ADHDについて

ADHDの子どもの問題は、とても深刻だ。 そもそもADHDの定義がはっきりしない。素人にとっては意味が分からない。 大変幅の広い概念で、このような診断を受ける子どもの性質は、十人十色の感がある。そうはいっても、多動型であれ、注意欠損型であれ、或いは…

ダンシャリアン

「ダンシャリアン」という言葉をご存知だろうか。 最近流行りの「断捨離」を実践する人たちを総称して、こう呼ぶそうだ。 モノで溢れかえっている現代日本。モノは増殖に増殖を重ねる一方、狭小住宅には限りがあり、いつか限界を超える。この問題をどう克服…

高級品を普段使いしよう

エルメスのバッグは高級ブランドとして有名だ。 そのエルメスが、買い物袋として使えるエコバッグを17万円で発売したとしたら、あなたはそれを買って使えるだろうか。 今は、レジ袋を辞退して、持参したエコバッグに買った品物を入れて帰る人が増えつつあ…

東京ガイドブックを探す

東京の街を歩くときに、あると便利なのがガイドブック+地図の機能を持った本だ。 十年前に昭文社から出ている『街ナビ マップル東京・横浜』。これが、文庫サイズで持ち歩きに便利な上、地図専門の会社だけあって、詳しい地図があり、注目スポット&ショッ…

下らない会議への憤り

今日は出張で、とある会議に出席してきた。 「まったく下らねぇ」 多くの子どもの未来の決定に関わる会議なのに、こんなお粗末な会議だとは知りませんでした。しかし頭にくるのは、そのことよりも、この会議に昨年から出席している先輩たちがこの会議に今年…

30代引きこもり受難の時代のニュースを見て

今日の夕方のNHKニュースで、30代の引きこもり経験者の社会復帰についての特集を見た。 まず、言いたいことは、この世代の引きこもり傾向は、個人の好みの問題ではなく、時代の流れに押し流された結果としてそうなってしまったにちがいないということだ…

モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方

『モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方』という本がダイヤモンド社から出ました。 内容についての感想は、う~ん、何と言ったらいいんだろう。 「別にモレスキンでなくても、100円ノートでいいじゃんか」 モレスキン…

大河の一滴はいいですぜ

日々、いろいろなことに追いまくられている。 今日はこれをしなければならない。今週中にあれを終わらせなければならない。それと同時進行で、この件も解決しなくてはならないし、仕事以外にもプライベートでやるべきことが山ほどある。 朝はだいたい憂鬱だ…

コーヒープリンス1号店に触発された

先日まで放送されていた韓国ドラマ『コーヒープリンス1号店』は、とても見応えのあるドラマでした。音楽も素晴らしいし、役者の演技も良かったし。 ハンギョル、ミニョプ、ウンチャン、ハンソンお兄さん、ユジュ、etc.皆個性的です。 なんといっても、人間…

「虐待児童」「市長リコール問題」テレビ番組を見て

今日のNHK教育テレビで、虐待を受けた子どもを育てる療育園のドキュメンタリー番組を見た。その壮絶な荒れる子どもたちに、何年も寄り添いながら、それこそ擬似家族となって絆を結んでいこうとする職員たちの悪戦苦闘と、子どものささやかながら大きな変…