モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方

モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方』という本がダイヤモンド社から出ました。
内容についての感想は、う~ん、何と言ったらいいんだろう。
「別にモレスキンでなくても、100円ノートでいいじゃんか」
モレスキンをノートとしてブランド化して信仰するのなら、もっと別の切り口と視点があってもよかったと思うし、ノート術なら、「一冊にまとめなさい」以後のノート活用術的な流れに対抗できる要素が必要だったろうし。「帯に短し襷に長し」なんだな。
それがこの本を恐ろしく購買欲を掻き立てない商品にしてしまっている。
「一冊にまとめなさい」以後のノート術関連の本はいくつかあるけれど、要するにインデックスをコンピュータ管理するか、アナログな検索の工夫に委ねるか、それともいっそ分冊化を目指すかといった話の流れになっている。
僕としては、コンピュータ管理をするほど面倒臭いシステムを必要とするノート術って全然手軽じゃないから嫌いだ。かと言って、分冊の結果、変な連携を構築しようとするノート活用術も眉唾ものだと思っている。
もっとシンプル・イズ・ベストに回帰すべきではないかと思う。
ノートはシンプルな活用法こそ生きるのだ。つまり、ただ書き留めるだけでいい。
常に携帯できる大きさで、革カバーを被せて、ちょっとだけ収納できる小さいノートこそベストだ。それに、スケジュール管理の手帳と、小さなリングメモをあわせる。
この手帳&ノート構成を、フィールドの基本構成として活用していく。