2010年の流行語について思う

先日、新語・流行語大賞が発表された。今年の大賞は「ゲゲゲの」だそうである。この受賞は正直驚いた。そんなに流行ってたっけ?
個人的には「無縁社会」じゃないか?と思っていたのだが、今日ウェブで確認したら(http://singo.jiyu.co.jp/)、やはり「無縁社会」もトップテンには選ばれていたのであった。ちなみに他にも目を引いたのは、「女子会」「食べるラー油」である。
「女子会」って、枻出版のムックで最近知ったのだが、巷ではそんなものが流行っていたのかぁと唸った。「合コンも婚活もうざ」って言ってる声が聞こえてきそうな気がする。きっとそうなのだろう。
食べるラー油」は、確かに今年の食部門の大ヒットであった。色々な店で品切れ続出だったもの。
他には何が流行っただろうか? 個人的な見解を挙げてみる。
龍馬伝池上彰マイケル・サンデル」「断捨離」生物多様性」「尖閣諸島」・・・
「断捨離」がトップテンに入らなかったのは意外だった。今年のキーワードだったような気がするのだが・・・
生物多様性」はMisiaの今年のライブ活動のテーマになっていた。
先日は名古屋で国際会議も開かれた。「生物資源」をめぐる各国の熾烈な争いがある。その犠牲になっているのは多様な生命であることは間違いないけれど、視点を変えれば、そうした生物資源の恩恵に預かれるのは先進国だけ・・・という南北問題が背後には隠されているのであった。