酒を止めて走ってみた

三日前の夜から、ランニングを始めました。
体を動かすのは久しぶりのことだったので、ほんの十数分坂道を上っただけで、足の関節が吊ったようになり、自分の体力がいかに落ちているか、体が衰えているか、愕然としました。
以前ジムに通っていましたが、諸般の事情で辞めてしまい、今年になってから殆ど体を動かしていなかったことが大きかった。まして、飲酒の習慣から抜け出せなかったことも、体力の低下に大きく影響していたと思われます。
体力が落ちれば、精神的にも弱ってくるのは必定。
最近、村上春樹さんの『職業としての小説家』を読んだことも、自分の生活を変えてみようと決意(?)させた理由かもしれません。
いずれにせよ、自分の体を回復させるために、しばらく酒を止めて走ってみようと思い立ったわけです。

そして、この三日、取りあえず毎日(少しではあるけれど)継続しています。
足と腕が筋肉痛になり、階段もスローじゃないと降りられないのですが、取りあえず気分は悪くないです。
頭も冴えているとは言えないかもしれないけれど、まぁまぁの調子という気がします。
とりあえず、体を動かすことで、フィジカルな基礎を作り、その上で頭の調子も上げていこうと……
春樹さんみたいですが、すぐ影響されやすい僕としては、真似でもなんでも試してみるのは悪くないと思っています。

別にこれからずっと酒を断つとか言うつもりもないですし、何か大きく生活を変えようというわけでもないのですが、当分、フィジカルに自分を鍛えることをやってみようかと……
毎日の小さな習慣を積み重ねていくことで、大きな何かを手に入れられたら素敵だろうと(安易な)期待をしながら。