憂国への序章

こんばんは。過去に例の無い大震災を経験した昨今、日本全国の様相は様変わりしました。
皆様はご無事でしたでしょうか。また、ご友人やご親族の皆様はご無事でしたでしょうか。中には被災に遭われた方もおられることかもしれません。心からお見舞い申し上げます。
この日本の未曾有の災害を経た現在、このような混乱の中、暴動も起きずに被災地では行列になって物資を受け取る日本人の姿に欧米各国は驚嘆の声を上げているとのことです。日本(人)は徳の高い民族として再評価されつつあるようです。
明治維新の頃も、同じように、日本人は徳の高い民族として欧米列強から尊敬の眼差しで見られていたそうです。基本にあるのは「武士道」の精神だ(『国家の品格』)と、藤原正彦氏は書いていました。この国が、他の列強と違って文明高貴なる国を建設してきた歴史への敬意を呼び起こされます。
一方で、この国が現在「国の誇り」を失いつつあることも理解できるのです。
ですから、今がチャンス。世界各国に日本の美徳や誇り高き精神を示すには恰好の時節だと仰る方たちもいます。
 
で、僕は、この国の悲しむべき低い精神を嘆いてもいます。それはまた後に。