婚活の記事を読んで

先日、地元の図書館に行きました。
連れが本を探すのに時間がかかっていたので、雑誌コーナーで時間を潰していました。
「日経WOMAN」という雑誌は手帳特集以来興味があるので、いつもちらりと表紙に一瞥するのですが、「メモ・ノート術」的な見出しに惹かれて、つい手に取り読み始めました。
でも、その号のメインのテーマは「婚活」。
普段はそのテの記事は、あまり読まないんだけど、連れの来るあてもないので、ちょこちょこと読み始めました。婚活で相手に求める条件は?のアンケートに「安定収入」と答えた人が何%・・・・・・みたいな内容の紙面でした。
「安定収入」が別に悪いとは思いませんが、男の立場からすれば、安定収入にすがられるのは切ないなぁ・・・。そもそも安定収入にすがってくるような女は果たして魅力的なのだろうか?と問いたくなります。収入が低くても「この男は見込みがある」と見抜く目がある女性であったらな・・・と僕は思うけど。これから未来を一緒に作っていこうとする若い男女が、共に未来の理想図を描く楽しみを持つことなく、安定収入という保証だけで繋がっているのだとしたら、そんな関係に豊かさなど微塵もないのではないでしょうか。結論から言えば、相手の職業や年収で結婚相手を探そうとする女性は、その品性のさもしさゆえに婚活をしなければならない境遇に自ずから立たされてしまったのではないかと思います。
それより、人間関係の機微を理解し、その複雑さと多様性を熟知しつつ、新しい関係に意欲的な女性の方が断然魅力的に映るのは当たり前です。僕は、そういう女性は本当に少ないと思う。そういう女性は異性からは勿論のこと、同性からも他の世代の人間からも、きっと注目される人なのだと思う。