来年の手帳

手帳シーズンがやってきました。来年の手帳を買うかどうか、判断に迷います。

今年は紙の手帳の出番が殆どありませんでした。毎日カバンに忍ばせてはいたのです。でもGoogleカレンダーに置き換わることはありませんでした。結論として、もう紙の手帳はなくてもいい、とふんぎりがつきました。

では、来年の手帳で迷ったのはなぜか。

手帳の別の用途が気になっているからです。僕は以前から隙間時間の勉強に興味があって、カフェにいるときとか、電車を待っている間とか、ちょっとした時間に勉強できたらと思うことがあるのです。学生が試験前に勉強しているように。そいう時に手帳があったらなと思ったりします。

社会人になると、参考書やノートを持ち歩くなんてできません。持ち歩けたとしても、広げて勉強する時間的余裕はない。だから多くの社会人は文庫本を読むのだと思います。でも、ここで取り上げたいのは読書ではなく、試験勉強のような勉強のことです。

こんなことはないでしょうか。

・暗記したことの確認・復習(例:昨日勉強した英単語を復習したい。)

・考えの続き作業(例:昨日途中まで考えていた数学問題の解法の続きを考えたい。)

そんな時、僕は手帳にちょっとしたことを書きつけておいて、さっと見返せたらなと思うことがよくあります。

英単語なんて、毎日毎日のルーティンみたいなものですから、手帳で毎日確認すれば効果も高まるのではないでしょうか。数学の問題なんかでも、電車でよく数独を解いている人がいますが、あんな感じです。これもルーティンのように毎日数問でも電車の中で考えてみたらいいんじゃないでしょうか。

他にも、歴史事項の暗記と確認などができそうです。僕は戦国大名の名前と所領地の関係がいまだに把握できていないのですが、こんなのも手帳に書きつけておいて毎日確認して入れば、最低限の基礎知識が身につくのではないでしょうか。三国志なんかも登場人物と関係がわからない場合、手帳に書きつけておいて覚えるのです。まるで受験生。でも大人であっても受験生のように勉強したらいいんじゃないかと思っているのです。

基本的な知識もないのに、大上段に構えて、政治や経済を語るなんてと思います。

ゴシップ誌や偏向保守系雑誌などにかぶれて政治を語っている人ちが跳梁跋扈している時代だからこそ、もっと学問的な基礎知識を踏まえて発言できるよう爪を研いでおくべきだと思います。おかしなことがまかり通り、誰もノーと言えなくなっているのは、「おしん」の描く戦時下日本のおぞましさそのものです。

そういうわけで、僕が選んだのはダイゴーの「jet ace」という手帳です。

これも定番中の定番で、昔からあるやつですね。

大きさ、厚み、手触り等を総合的に判断し、この手帳にしました。小さなメモノートならなんだっていいわけですが、持ち歩くツールとしてしっくりくるかという基準で選んだ結果です。

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