ふつうの大学ノート

今とても面白い本を読んでいますが、その本の中に読書メモの取り方や読書ノートの作り方などが詳細に説明されていて、いろいろ参考になるところが多いです。いわゆる時系列のノートというのではなく、テーマごとに記述していくのですが、ちょっと考えると、編集に便利なルーズリーフを使っているのかと思うでしょう。ところが、著者は普通の大学ノートにこだわっているのです。そこがとても面白いと思いました。
普通のどこにでもある大学ノートを使って、とても充実した研究をすることができる。どこでも誰でも、本とノートだけで立派な研究をやれるというのは、ちょっとわくわくしませんか? ぼくは結構わくわくするんですけど。所詮書斎の学問と一蹴されそうですが、それを畏れずに言えば、今こそタコツボに入って徹底的に書斎の学問をすべきなんじゃないか?と思います。ぼくは、そういうのにちょっと憧れてるんですけど。