手帳とノートのチャート化

先日A6ノート(所謂「100円ノート」)を導入することを提案しました。
この提案自体、決してオリジナルなものではなく、昨今の潮流の一つです。
ただ、僕は何もかもをA6ノート一冊に詰め込むのではなく、あくまでアイデアや発想を書き留めるノートに特化させればいいと考えています。読書ノートもこの範疇に含みます。つまり「アイデア+読書記録」のノートとして一冊に統合するのです。しかし、それ以外の事柄を何でもかんでも入れればいいというものではありません。ちょっとした覚え書きやToDoや、移動中に思いついたアイデアなんかは、A7リングメモの方が至便だと思いますし。
そこで、縦横二つの軸を立ててみます。
まず、記録したい事柄を二つに分けます。(1)アイデアや発想、(2)勉強
そのうち、フィールドに肌身離さず持ち歩いて書き留める「一次ノート」と、書斎でまとめ直す「二次ノート」を区別します。
それらを図示すれば、次のようになるでしょう。

        1次ノート   2次ノート
イデア・・・A7メモ帳 / B5ノート
勉強・・・・・・・A6ノート / B5ノート

これは別の言い方をすれば、フィールドでは「1次ノート」即ちA6メモ帳とA7ノートを持ち歩けばいい(これにスケジュール管理型の手帳を加えれば言うことなし)。
一方書斎では、B5サイズの大学ノートを二冊有することになります。その一つを「日記帳」、もう一冊を「勉強ノート」と名づければいいでしょうか。これらは「2次ノート(メタノート)」(外山滋比古)ということになりそうです。
合言葉は「1次ノートは気楽に書こう! 2次ノートは整理しよう!」

こう考えてくると、随分ノートの使い方が整理されてくるような気がします。
普段好きなだけ書きなぐれる「1次ノート」、大切に書き継ぐ「2次ノート」
かなり趣味的な世界ですが、楽しいですよ。