無遅刻無欠勤

自慢じゃないが、今の職場になってからというもの、無遅刻無欠勤で通している。
無欠勤といっても、学期中は休まないということであって、もちろん夏休みなどの長期休暇中は休暇を取っている。(でも初任の一年間は全く休まなかった。だからなんなんだと言われそうだけど・・・)
講師時代と違って、今では「ナツキュウ(夏休)」が五日間もらえるし、「休めるときに休んでおけ」という御達しもあるので、いろいろ厳しい時代だがしっかり休みをもらうことにしている。

今、教員養成の問題について国会で議論されている。
はっきり言って、現場の人間にとってはナンセンスだ。
十年研修くらいで、ホントに教員の質の維持がはかれるかとのことであるが、いったい「教員の質」をどう考えているのか。
教員の本分は授業だというけれど、実際は行事で忙殺されて授業のことなど考えている余裕などない。勤務時間中に考えてる時間がないから、帰宅してから考えることになる。これは時間外労働なのだろうけれど、本分を勤務時間外にやるのは当たり前。
なぜ、教師はこんなに忙殺されているのか。
授業だけやらせていたのでは怠ける教師が大半だろうから、たくさんの雑務やルーティンワークで給料分の仕事をさせておいて、余力でもって授業をさせよう(授業は怠けるわけにいかないからプライベートタイムを削ってでも努力するであろう)・・・といった計算のもとに、教員を酷使するシステムになっているかの如き状況である。
そんなこんなで、教員の仕事の大半は、授業よりも行事や分掌などで潰れてしまう。
授業は後回しにならざるを得ない。これはすべての教師に当てはまることだろう。
経験の浅い教員は、ベテラン教員のように融通が利くわけでないので、とても負担ばかり多くて、ストレスが溜まるのだ。