ものぐさ日記を書くことにした

8月頃から精神的に絶不調。何が、というわけではないが、仕事の燃え尽き症候群的なものと、さまざまな人との関わりの中で感じるストレスなどが相まって、精神のバランスが徐々に崩れてきたということだろう。

そんな状態でも、本だけは読む気力があって、8月から9月にかけては岸田秀の著作に没頭していた。内田樹も読んだ。今は「書物の近代」を読んでいる。

読書だけが唯一の気休めになっている。

社交は辞退して、書斎に閉じこもるか、カフェに繰り出して本を読んだり仕事のことを考えたりして過ごす日々だった。(プライベートな時間を使って仕事のことをやるのは本当は嫌なのだが、そうせざるを得ないのが辛いところ。)

岸田秀は「ものぐさ精神分析」という本を書いていて、自称「ものぐさ」である。

僕も自分で自分を縛っているさまざまな呪縛から逃れたくなり、全てのことが「どうでもいいことだ」「無理してやるのは馬鹿げている」と「ものぐさ」礼賛者になっている。当面「ものぐさ」モードから脱けられそうもない。