こうした動画の世界に足を踏み入れると、途方もなくお金がかかりそうだ。
しかしこれからの時代、一人一人がパソコンやタブレット、スマホ等のガジェットを持ち、情報を発信していく時代になると僕は信じている。そう遠くない将来、僕たちは自分たちが見た風景や体験した場面を動画に収めて編集し、他者に向けて情報発信することが当たり前となるだろう。
以前、朝日カルチャーで石川直樹がヒマラヤに登頂した時の動画プレゼンを見たことがある。その時は、すごいとただただ感心していたのだが、今にして思えば、ユーチューバーたち先駆者は当時既にこうした動画の世界を切り拓いていた。石川直樹はそれを旅というフィールドで芸術的な映像表現に仕上げていたのである。
手始めにMacbook proを買う。これまで使っていた某国産メーカーのウィンドウズパソコンは、勝手にカーソルが飛ぶし、WiFi回線も不安定で、ちょっと使いづらく感じている。コスパの高さを売りにしていたが、タッチパッドが多分クズなのだろうと思う。PCはもっと信頼できるものがいい。
スマホを買うならiphoneにしたいと思います思っていた。スマホというガジェットを産み出した元祖だからということが大きな理由だが、スティーブ・ジョブズに興味があるためでもある(何をいまさら!)。※ギターだって、最初は誰もフェンダー、ギブソンから入るのだ。それと同じである。
というわけで、説明が長くなったが、スマホとPCの連携という観点から言っても、アップルに統一した方が何かとよさそうだというのが、今回の選択の大きな理由だ。
デジタルガジェットが充実したら、そのうち書斎の改造もしようと思っている。
今の住まいは、都内のどこにでもアクセスしやすい好立地なのだが、その分部屋の広さは犠牲になっている。書斎として使っている部屋は、納戸というのかサービスルームというのか、とても狭い空間で、そこに本棚やデスク、チェア、引き出しワゴン、ギターケース(3つも!)、ラック、エフェクター類が所狭しと置かれている。デスクは十年近く使ってきた無印のキャスター付きPCデスクで、書きものをしてもグラグラと机上が揺れる。使えないこともないが、イマイチである。
あまり贅沢は言えないが、書斎は自宅でいちばん長く居る場所でもあり(こんな穴倉に籠るのは不健康だと思うが、穴倉が最も落ち着くのは紛れもない事実である)、もっと自分の趣味とセンスを生かした空間にしたいなという願望がある。
部屋が狭ければ、その分機能的な収納を行い、デッドスペースをできる限り作らないようにして、広く使える工夫がどうしても必要だ。これはこれで、自分の楽しみの趣味の一つと言えそうだ。家庭内DIY。
ギターの買い替えは、予算的に後回しだ。これは仕方がない。
クルマ。これまで一切手を出さずに生きてきた。これからも多分、クルマを楽しむ余裕はないかもしれない。最近、近隣住人がMiniに乗り換えてすごくオシャレなのだが、そういう余裕は時間的にも経済的にも俺にはない。それがちょっと残念ではある。