ジェットコスタ―に乗ってるみたいに

やる前は、ちっとも終わりそうになかった山積みの仕事が、一つまた一つと片付くうちに、もう少しで終わりが見えてきた。
(もう少しで終わりとはいえ、まだまだやるべきことは山積みなのだが・・・)
それにしても、である。
ノンアルコールの日々を送るようになって、今でも発作的に酔魔に襲われることがあるが、それでもなんとかしのいでいる。アルコールに代わる何かとして、音楽があってよかった。
(昨日も紹介した、徳永の「翼をください」は、本当にいいです。)
音楽をやっていると、全身がぞくぞくと鳥肌が立って、身も心も吸い込まれそうになる瞬間が時々ある。
ジェットコースターに乗っているみたいに。
音楽だけでなく、本を読んでも、人の話を聞いても、本当に優れたものに触れたときは同じような感動を覚える。
だから、僕は義務感だけでやるようなつまらない勉強なんかダメだと思っている。
本質に迫るくらいの真剣勝負をしている人間は、そんな義務感だけでやってなんかいないと思うからだ。
もっと、身も心もその対象に吸い込まれそうになっているんだと思う。
そういう熱情に身悶えしそうになっている人間だけが、いい仕事ができるんじゃないだろうか。
吉本隆明の読書論を読んで、そんな印象をもった。一流の思索者も同じ熱情をもって本に向き合っているのだ。
今年は徳永さんと陽水さんのライブを聴きにいきたいもんだ。