仕事や勉強のコツ

義務感でやる仕事や勉強は、たいして効率も上がらず、やっていても面白くないものだ。
しかし、興味があったり好きでやることなら、効率のことなど気にするまでもなく、追求する楽しさにのめり込み、ついつい夢中になって没頭してしまう。
仕事や勉強において、そのレベルにもっていける人は、その分野の一流の人である。
義務感だけでやっているのは、三流である。

実際、いい仕事をしているなって人は、もう好きでたまらないというレベルでやっているように思う。
だから、同じ仕事をしていても、そこで追求していることに大きな違いがあるというか、アドレナリンの放出の仕方が違う。
僕は、アディクション体質だからなのか、そういう感性のあり方に対して敏感になってしまう。
NHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀」に出てくるようなプロたちも、アドレナリンの放出がハンパないんじゃないかというような仕事の仕方をしているように見える。
人は、本当に夢中になってやれることに対しては、一種のアディクション状態に陥るのではないだろうか。

先日書いた記事「意欲の問題」にも通底することだと思う。
意欲をもつことができれば、半分はできたも同然である。問題は、そんなに簡単に意欲は湧いてこないということであろう。
自分が何に意欲を持てるのか、分かっていたら幸せである。
そして、これからどんなことに意欲を持てるのか、それは未知である。
歳をとっても、いろいろなことに興味をもち、チャレンジしていける人は幸いである。