定番を極めよ

いわゆる「定番品」というものが、とても好きです。
選択眼がないからなのかもしれませんが、どんなモノを買うにしても、まずは定番=スタンダードは何かと考えます。
例えばエレキギター
いろいろある中で、やっぱりストラトレスポールは外せない。
例えば万年筆。
ペリカンのスーベーレンとモンブランのマイスターシュテュックは外せない。
例えばジーンズ。
やっぱり、リーヴァイスは永遠の夢。
例えばデイパック。
グレゴリーは憧れです。
例えばカメラ。
一眼レフならニコンかキャノンのEOS。コンデジならリコーでしょう。
例えば手帳。
能率手帳か高橋の手帳は原型です。洋物ならクオヴァディス。
こんなふうに・・・
 
もちろん好きなジャンルのモノで、とことん追求したくなったら、いわゆる定番とは違う品にも手を出したりしますが、その結果として、やはり定番となっているものの凄さを改めて思い知ったりすることになるのです。
結局、その道を知るためには、まずは定番品を手に入れよ、と言いたいのです。
モノには命がある。それは人間と同じです。
どんなに高価なブランドものでも、一生ものでは決してありえない、と僕は思っています。
ゆえに、モノは使い倒すほどよく、その結果新しいモノを手にする意欲と喜びもあるのだと思います。
モノに執着せず、モノに満足せず、しかしモノの良さを満喫するべきだと思います。
それこそ、本当の断捨離の極意。
 
雑誌は広告主の顔色を窺って紙面編集しているためか、定番を教えてくれているとは言えません。
だからこそ、定番は自ら探さなければならない。
今のような時代なら、「ザ・定番」を謳うサイトがあってもよさそうなものですが。
 
定番を追求し、その良さを分かったうえで、オリジナルなモノの選択眼を養うというのが、現時点の王道のような気がします。