アルコールの反動

今週初めてのミーティングに参加。
いろいろといい話が聞けてよかった。人生経験豊富な先輩方の話、とても興味深いです。
アルコール依存症は、誰でもなる可能性のあるアディクションだと思う。
特別な精神的気質を持った人間だけがなるわけではない。
ところが、アルコール依存になると、だいたい同じような思考パターンに陥るらしい。
そして、人生を否定的に捉えるようになる。
理由は分からないが、この猛烈なマイナス思考、否定的感情、不満、怒り、そういう感情に足もとから絡めとられていくようである。

アルコールのもたらす高揚感の反動として、心の内に眠る欲望を爆発させてしまうことが挙げられる。
欲望とは、この場合多くマイナスの仮面をかぶっている。なぜなら、しらふだったら絶対に表に出さないはずの欲望だからである。つまり、理性によって抑圧されている欲望。そのおかげで社会生活が成り立っているのだが、そういう抑圧された欲望を思いっきり発露させようとする。
欲望が何かは、人によってそれぞれだろう。
金、モノ、女、怒りの発散、何でもあり得る。その人が抑圧しているものが、酒によって顕在化する。
しかし、その欲望は反社会的なものだから、だいたい問題行動となって表れてしまう。
酒の失敗が、多く反社会的な問題に発展するのはそのためだろう。
アルコールはパンドラの箱を開けてしまうのだ。

今日学んだのは、アルコホリックな我々は、人から恩恵を受けることを夢想する3歳の幼児であってはならないということだ。
人から褒められることを期待してはいけない。人を褒められる人間にならなければならない。
人から愛されることをではなく、人を愛することを。
人から励まされることをではなく、人を励ますことを。
受け身から主体への転換。そういう意識を持つことによって、生きることがプラスのイメージへと変わる。待つことしかできなかったのが、自分から積極的に動き、働きかけることができるようになる。
活動的な自分へと変化できる。

今日、ちょっとピッキングフォームについて発見があった。
とにかく楽に。ピックを持たない指は、開くでも綴じるでもなく、自然なパームを作る。
そうすると、かなり自然なピッキングフォームを描けるようである。