状況を引き受けること

いくらくだらない職場だからといっても、その職場の構成要素である自分自身が、そのくだらなさを作り出す一端を担っている。自分だけが超越的な場所に立つことなんて、あり得ない話だろう。
少なくとも、自分にできることはしっかりとやるべきだと思う。「文化的雪かき」のように。
こんな時思い出すのは、「風と共に去りぬ」でレッド・バトラーが南軍の参戦を批判して周囲の顰蹙を買いながら、敗色濃厚な時になって南軍の援護に参加する選択をする場面である。
レッド・バトラーも、自分が状況に対しての責任を持っているという自覚を持っていたのではないか?と思えてならない。
状況への参加ということが、何か大きな課題としてあるように思われる。
批判を口にするのは簡単だ。
しかし、状況を引き受けて努力(参加)することは難しい。