ハロウィーン馬鹿騒ぎ

人生の楽しみとは何だろうか。

多くの人と交わって、わいわい過ごす時は、確かに楽しい。
(現代の日本では失われつつある?)
コンサート、ライブで盛り上がる機会もだいぶ減った。
野球観戦や、サッカー場での馬鹿騒ぎ。
それに、ハロウィーンの馬鹿騒ぎくらいしかない。

ケータイやスマホが依然として活況を呈しているのは、その中の一定数の人たちが、コミュニケーションを求めているからだと言えないか。
若者は、お祭り騒ぎが好きだ。
その成れの果てが、あのハロウィーンの馬鹿騒ぎだったのではないか。

逆に言えば、現代において、人々が連帯して騒げる場所と機会が少なくなっているということ。
地縁が薄れ、地域のお祭りが減った。
人と人とのつながりが希薄になってしまった昨今、流動性の高い都市部においては、
ハロウィーンでさえ、人とのつながりを演出するイベントへと変えてしまったのである。
その大衆の欲望のあり方は、ホント分かり易いなぁ。