なぜPat MethenyはES175からPM200に持ち替えたのか?

過去のメセニーのインタビュー記事を参照するべし。

僕の記憶では、メセニーはギブソンの高価格に対するクオリティについて不満を述べていた。それ以上のレベルを日本製のアイバニーズが提示してきて、それが気に入ったから、と述べていたような気がする。

ちなみにES175は20フレット、PM200のプロトタイプがやはり20フレット、市販されているPM200は22フレットである。だからどうした?というだけの話かもしれない。

それにしても、ギブソンのような歴史あるメーカーから、新参のアイバニーズに鞍替えするメセニーの目利きとはいかに?に興味惹かれる。

 

詳細は以下をご覧あれ。

bl-music.com

インタビュー記事を文字で読んだのだが、メセニーがアイバニーズを使い続けるのは、その品質の高さに惚れ込んで、ということに尽きるようである。

メセニーは、ギターのブランドで勝負するようなことをしない。自分の音楽を表現することで評価されようとし、その表現を適切に行うための道具としてギターを見ている。

そこがアマチュアと違う。

マチュアはブランドから入る。

楽家は、音楽を通して世界を表現しようとする。

その世界を表現することのモティーフが彼を動かす。

マチュアは真似をする。(真似が悪いわけではないけれど、究極的に真似に止まっている人はアマチュアであり、新しい世界を創造しようとしている人は、未熟であれプロであろう。日本では、アマチュアがプロのような顔をしている気がする。)