文房具熱が再沸騰してきました。(ここ数日、しーさー文房具チャンネルにハマっていました。)
ここ数年は、紙の手帳もメモ帳も持たなくなっており、筆記意欲を失っていました。といっても、デジタルは活用しており、スマホと持ち運べる折りたたみ式キーボードはいつもカバンに入れてはいました。結構仕事でも重宝するんですよね。
で、この前、授業で思いついて、生徒にマーカーをたくさん使わせて問題を解いてみたら、結構面白くて、自分がハマってしまいました。文解釈をめぐる微妙な問題をビミョーに語っても生徒は飽きてしまってついてこない。問題を共有している生徒なら乗ってきますが、そもそも何の話かピンと来てもいなければ、眠気を助長するだけの話にしかなりません。そんな時、本文にマーカーを引くことで、問題が焦点化されてくる。説明はできるだけシンプルな形にしていかないと、たくさんの生徒の関心と集中を一点に集めることなどできないわけです。
そこで、紙とペンが学習者にとっては必須のアイテムだなと、改めて思ったのでした。
いくらICT機器が導入されたからといって、それらが紙とペンにすべてとって変わるということはないし、そうしようとする必要もないのではないかと思いますが、その辺りの吟味なしに、なんでもICTを使えばよしとする(かなり乱暴な)最近の風潮には、いささか「?」な印象しかありません。この辺りは、現場感覚とはずれた行政的視点だけが先行した扇動に過ぎないと思っています。
さて、それでは最近再沸騰してきた文房具熱、筆記具編から参りましょう。
【使ってみたい筆記具】
まず、1のS20ですが、しーさーさんがイチ推ししていたことが大きいです。このシャーペン、前から知っていましたし、廉価なS3は発売当初から使っています。使いやすいと感じていましたが、改めて木軸であることと、内部構造や重量バランスなど、どれをとっても優れものだと聞いて、俄然所有欲に火がつきました。
次に、ケリーですが、これは携帯用としていいなと思ったからです。パイロットのタイムライン(生産停止)など、先端を収納できるギミックがあるシャープペンに興味がありましたが、このケリーはキャップ式で、先端が胸ポケットを痛める心配もなく、合理的設計で値段も手頃で申し分ないな、と。これもしーさーさんがお薦めしていたので知りました。