クラシックギターを長くケースに入れたままにしたため、フレットにサビが浮き上がってきたり、ネックが反ってきたり、という話を前に書きました。
改めてギターの管理と保管について調べてみました。
(1)弾かないとき、弦を緩めるべきか、そのままにすべきか
答えがない、というのが答えのようです。
緩めるべきという場合も、「長期間弾かない場合は」とか、「緩めるとしても半音程度(それ以上緩めると、かえってネックに良くない)」ということです。
(2)ケースに入れたままが良くない
これは、弦を緩めるべきか否か以上に大きな問題かもしれません。
先のクラシックギターの場合も、長期間ケースに入れたままにしたことが良くなかった。
かといっ外に出したままにして、変色させたり、埃を被らせたりするのも困りものですが、湿度管理と通気性を好む木にとって、ケースに閉じ込めておくのは、もっともよろしくない環境に置いていることになりそうです。
ああ、ギターに悪いことしてしまった。
そういうわけで、先日購入したJBギターをケースから取り出し、ギタースタンドに無造作に立てかけておくことにしたのでした・・・
(3)ギターを弾く
弾き続けることで、ボディやネックが弦の振動と共鳴し、木のコンディションが安定するのだとか。木は元の状態に戻ろうとする性質があるそうです。弦の張力とバランスをとっているそうですが、プラス弦の鳴りともバランスをとることで、木は完全なる安定に入るそうです。
【参考】https://www.auranet.jp/salon/beginer-2/qa1/
エレクトリック・ギターは割と単純ですが、アコギは表面板に弦のテンションがかかっているため、もっと複雑のようです。
ズボラな自分には、一本のギターの管理さえままならないのですから、高級なビンテージ物なんか持つ資格なさそう。たくさんのギターを持っている人は、どうやって管理しているんでしょう? ギター専用の部屋を持っていて、温度と湿度管理がばっちり、とかじゃないと難しいでしょうね。