ギターのピッキングについて

仕事が忙しい中、合間を縫ってギターの練習に勤しんでいる。
今日はライブ前最後のバンド練習だった。
出来は、まあまあというところであった。

最近、ギターのピッキングがだいぶスムーズになってきた。
やはり、コツというものがある。

一般的には、ピックは人差し指の側面と親指の腹で持つと言われる。
しかし、僕の感覚では、ピックは人差し指の側面というより、側面+腹である。
アップピッキング時の人差し指の腹で弦の抵抗を受け止める感覚がマスターできれば、オルタネートピッキングの肝は制したと言えるだろう。
僕が、ピッキングですごくお手本だと思っているのは、イングヴェイだ。音楽的には、必ずしも好きではないのだけれど、イングヴェイの自然で美しいピッキング技術は、他のギタリストの追随を許さないのではないか。
そして、イングヴェイピッキングでは、人差し指の腹でピックを支えている。

スウィープであれオルタネートであれ、ピックを軽く持ち、ピックが弦の抵抗を逃がしながら滑らかに動くことに注意したい。
ピックは強く握ってはいけない。あんな軽い物、しっかりとつまむ力など要らない。
本当に、そっと親指と人差し指で持っている。
手首の自然なスナップで、ピックが弦の上を滑るようにする。それは、やはりアップピッキング時に、人差し指の腹でピックを押しながら、弦の抵抗を受け、かつ抵抗を逃がしているということ。

それが僕の考えるピッキングのコツである。