(個人的に)気になる東京のラーメン店 その2

二郎は、やはり今の日本のラーメン市場の中では異彩を放っているといっていいでしょうね。
旨いのか、旨くないのか? 実はこの線引きって、客観的にできるものではないのではないかと思いますね。
よく、「ラーメン ランキング」なるものがありますが、味の評価は個人的なものでいいのではないか?と思います。
コマーシャリズムに載ったランキングって、ちょっと情報操作じゃないの?と思ったりするんです。
ぐるなびとか、食べログとかって、いろいろな書き込みがあるけど、あれもまた客誘導のための、情報操作みたいな戦略的意図をめちゃくちゃ感じます。
旨いかどうかは、自分で決めろや! それがぼくの言いたいことのすべてです。
で、ぼくの二郎評価を言わせてもらえれば、粗野で芸術性はなく、化学調味料と豚のアブラと醤油しかないの分かってんだけど、あれって動物本能の「食う」部分を引き起こしてくれるよね、って感じなんです。
食べて後悔し、また食べに行きたくなる。まさに「悪魔」ですねぇ・・・
 
○井上VS大一(築地)
築地の場外市場に二つのラーメン屋があります。伝統ある井上に対し、新参の大一が並んでいますけど、
行列店は井上ですが、あれって完全に化学調味料なんですよね。
同じような感じなんだけど、大一の方がぼくは美味しいと感じました。
でも、大一に行列はできません・・・
ラーメンの味の評価って、メディアに毒されているんでしょうか。それとも、やはり主観的なものなんでしょうか。
 
○ミスト(表参道ヒルズ店byちゃぶ屋)
表参道ヒルズがオープンした頃に食べにいきました。ちゃぶ屋は、当時「どっちの料理でショー」で採りあげられていて、メディアに出る有名店という印象でした。それが、トレンドの場所に出店し、飛ぶ鳥を落とす勢いという感じでした。
味は、最初豚骨の臭みを感じますが、食べているうちにこれも麻痺してきて、次第に旨味を感じる構造になっているラーメンでした。
でも、今はもう閉店して、違う店が出店しています。
(次回につづく)