バンドの核を作る

全く音楽活動から遠ざかったしまった。
と言っても、音楽から離れてしまったわけではない。
バンドから離れてしまってから、しばらくの月日が経つということだ。
そもそも音楽って、いろいろな動機があるとは思うけど、演奏したり聴いたりして、複数の人たちと同じ時間を共有することの醍醐味があるのだと思う。リスナーにとっていい演奏者(アーティスト)が不可欠であるのと同様に、演奏者(アーティスト)にとっては、リスナーが不可欠なのである。その意味で、演奏者にとってはパフォーマンスと発表(ライブ)が必須の場となる。必然的な帰結として。
クラシックギターの教室に通っているが、先生に○をもらう為だけではモチベーションとして弱いのだ。「密室の音楽」に身震いはない。
音楽の醍醐味は身震いにある。ゾクゾクしなければ、音楽にイノチはない。
 
メンボサイトを活用して仲間集めをするが、なかなか道は険しい。
お互い顔が見えないだけに、疑心暗鬼みたいなところもあるし。
そういう中でも、なんとか信頼してメールのやり取りができる方も現れた。実際に一度お会いして話しもした。お互い、一緒にやろうということに相成っている。
バンドは最初から完成形を目指すのはよくないと、最近は常々思っている。
バンドには核がある。ビートルズにとって、ジョン・レノンポール・マッカートニーが核だったように。核が出来れば、音楽は自然と動き出し、バンドは必然として形成されるであろう。ぼくは楽観的に考えている。
この先どうなるかは分からないが、発表できるだけのバンドに成長できたらと思う。また、自分に関わってくれる多くの人に活躍の場を提供できるような仕事をしたいと思う。
まったくの趣味の範囲なのだけど。