sailing my life


Patetica di Beethoven cantato allo stile pop operistico
昨日CDショップで平原綾香藤澤ノリマサ共演のこの曲を試聴しました(映画「オーシャンズ」で耳にされた方も多いのでは)。
とても感動しました。本当にすばらしくて、グラミーの受賞曲なんか霞んでしまいそうなくらいですよ
こういう気分の高揚が人生にはやっぱり必要です。
真っ先に思い浮かんだのは「ハレ」と「ケ」。
多くの日常は平凡でツマラないもの。というか同じことの繰り返しだったり、ルーティンワークをこなすことだったりするのでしょう。興奮もないかわり、落ち着きがあり、平静さがあります。謙虚さとか慎み深さがあったりするのでしょう。そこに「日常」の価値があるのかも知れない。
でも、それだけでは「足りない」。
日常を打ち破る非日常の瞬間が必要なのではないかと思います。
多くの人は、平凡な日常を打ち破るような興奮と感動に満ちた瞬間を追い求めているものなのではないでしょうか。
それは「ハレ」とよばれるものなのかもしれない。
僕たちは、自分の人生のそれぞれのステージにおいて、必ず「ハレ」と「ケ」を演出しなければならないのではないか。それが人生のメリハリを作り出している。そんな気がしました。