しばらくぶりの更新です

ずいぶんと更新をお休みしていました。
最近は文房具の話題から遠ざかっています。
夏に北京の国子監のとあるショップで、トラベラーズノートのコピー商品なんだけど、本当によくできたものを見ました。もっともあちらのはキャラメル色の皮で、手触りはやや硬質です。リフィールも、独自のブランド名で売られていました。コピー天国の中国ですが、決して粗悪品ではありません。ただ、デザインやコンセプトをそっくりそのまま真似たということでしょう。
困った現象という批判もあるでしょうが、トラベラーズノート好きにとっては朗報です。長旅でリフィールを使い果たしても、中国では調達可能だからです。
まぁ、そんなこんなで、今年の夏は過ぎていきました。
ライフワークバランスが取りざたされている昨今ですが、教員にはライフワークバランスなんて無縁の世界。でも、それじゃやってられないと思う今日この頃です。まぁ、生活全てを仕事に捧げる公僕が理想ですし、そういう方がいらっしゃることも事実で、そのためにこの国の教育予算はODAの最下2位ながら、なんとか保ってこられたのでしょう。
でも、そんな働き方では続かないという人の方が多いのではないでしょうか。僕は少なくともダメです。今日はさっさと5時出校で、帰宅の途につきました。その甲斐あって、この文章を書いています。
僕は理想的な公僕にはなれないかも知れません。
でも、働き方にもいろいろあっていいはず。私生活を犠牲にして、持てる時間の全てを捧げるというだけではない、専門知識と知恵に裏付けられた仕事の技法があってしかるべきです。
そんな働き方に目覚めたとき、文房具への誘惑はそっと近寄ってくるのです。
僕はもう僕自身でしかないのだし、それでいいのだという完全自己肯定の境地の中で、限られた時間を有効に使って目指す山頂を到達しようとするとき、僕は手帳を思い、メモとノートを活用したくなるのです。
そろそろ手帳の季節がやってきますね。