手帳シーズン到来

銀座伊東屋に行ってきました。
もう来年の手帳販売が始まっていました。
ぼくが注目したのは、能率手帳。かなり新製品が出ていました。これまであったらいいなと思っていた、カレンダー月間+週間の能率手帳タイプ。これまでの能率手帳の月間はカレンダータイプがなかったので、これはいいなと思いました。
それから、「能率手帳エクセル3」。これは【月間カレンダー+バーチカル】タイプです。
このシリーズでは、「エクセル8」が定番だったと思いますが、これは時間軸が横軸タイプの週間で、時間軸はページの上段にのみ印刷されているものです。ぼくはどちらかと言うと、全ての曜日に時間軸のメモリがあって欲しい。
いずれも1,000円以下のお値段で、紙質もいいし、ぼくはかなり気持ちが傾きました。

今年はクオ・ヴァディス(ビジネス)を使っています。使ってみての評価は、
能率手帳に比べてデザイン性は優れている。
・巻末には世界地図があるよりは交通路線図があった方が便利。
・糸綴じの目が粗いので、紙がしっかり固定されていない。
・手帳カバーに安くていいものが少ない。
・手帳本体の表紙が厚紙でしならない。
・月間カレンダーがない。

ぼくは基本的に皮カバーをあしらったりする趣味がありません。それで、ソーホーという合皮カバーを選んだんですが、まぁ悪くはありません。けれど、なんというかゴテゴテしている感じ。
国産の手帳は、本当に片手でパラパラとページをめくることが容易なように、手帳本体もカバーも作られていてしなやかです。そこが好きです。

ぼくの手帳の理想というのは、スケジューリングのツールであると同時に、過去を振り返る記録として活用できることです。そいうい意味では、時間単位での細かい書き込みができるバーチカルは好きです。でも、(クオ・ヴァディスに)月間カレンダーがないのは嫌です。月間カレンダーは、過去を振り返るときの検索機能を持っています。過去の記録を活用する場合は、欠かせないものだと思います。
そういう意味で、今回月間カレンダーを合わせた能率手帳の新製品は、的を得ていると思います。

「ほぼ日ダイアリー」が流行っていますが、あれはちょっと厚手で、かばんに入れると嵩張るのが好きではありません。これは個人的な意見です。毎日の細かい記録は、スケジュールと一緒に持ち歩く必要はあまりないし、記録するならモールスキンのダイアリーを併用すればいいと思います。
なんだか、能率手帳のまわし者みたいになってしまっていまいました。ここまで書いたら、能率手帳買ってくればいいんですが、もうちょっといろいろ迷って楽しもうと思ってしまうところが、手帳フェチのフェチたる所以でしょうね。