『読書のすすめ』 第11集 (岩波書店)

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先日、近所の書店に立ち寄ったら、『読書のすすめ』第11集が置いてあったのでもらってきました。
中村文則氏の「読書とともに」という文章に惹かれました。
「内向的」にならざるをえなかった思春期に、厄介な息苦しさを抱えながら、少年がどのように本の世界と出会ったかが書かれているのですが、その文章の言葉は圧倒的です。この若い小説家の持つ言葉の力に、何か希望のようなものを感じました。