デジタル時代の手帳活用法

手帳を、ここ数年はあまりうまく使えていない。
スケジュール中心なので、それほど書き込むことがない週は、ほぼ空白になる。
そんな状況で、最近はスマホでスケジューリングを閲覧できるようにもしていて、そもそも紙の手帳が必要なのか?ということを考え始めた。このブログでも最近何度か書いた通りだ。
それでも、やはり手書きできる紙の手帳があるのはいいことだ。
今回は、紙の手帳でできることを考えてみる。
1 プライベートの予定を立てる(空いた時間に何をするかを考える)
2 気になった情報を書き留める。
3 やりたいことリストを作り上げる
4 やりたいことリストから逆算した計画を落とし込む
5 日記のような記録
まず1だが、仕事上の予定はグーグルカレンダーなどで管理されている。
つまり仕事で手帳を開くことはない。
だとすると、いつ、どこで手帳を開くのか。
僕の場合は、仕事帰りのカフェなどである。そのとき考えるのは、仕事以外の予定だ。
手帳には、旅行のことや読みたい本のことなどを書く。仕事がオフの時間やスキマ時間をどう使うかが、これでだいたい決まってくる。
次に2だが、今度調べようと思った人の名前や、ニュースの話題などを書いておくようにする。
その情報が、読書や次の行動のステップになることもある。
最近はツイッターをフォローしていて、常時新しい情報が入ってくる。そこから何かを思いつくかもしれない。
街や店でもいろいろな情報が飛び込んできて、これは!と思う瞬間もある。そんな情報を手帳に集積させていくのは面白い。あとで調べたり、それがきっかけになって本を読んだり、ワークショップに参加したりなんてこともあるだろう。
能率手帳はレフト式で、右ページは全面がメモ欄になっている。今週のメモ欄で足りなければ、過去の空いたスペースに書けばいい。日付を入れておけば問題ない。こうして、手帳一冊をメモ帳的に使っていくこともできる。メモ欄の使い方をどう工夫するかで、手帳を持つ「意味」が大きく変わる。活用の仕方は十人十色だとしても、メモ欄にある雑多なフレーズやキーワードが繋がって、化学変化が起きるとしたらかなり面白い。AIを待つまでもなく、ビッグデータで自分を分析することもできるかもしれない。
3のリストをリストノートがわりのアドレス帳に記録する。
やりたいことリストを作っていくうちに、自ずとToDoが生まれてくる。それを仕事off日に入れる。休日の課題が生まれる。これが4である。1と重なる。
5は、その日気になったことを書く。フレーズでも文でも。仕事で気になったことや気づいたこと、今度調べておこうと思うことなどなど。
これらのことはスマホより紙の手帳の方がいい。一覧性があり、いつでも見返せるし追記も楽にできる。