今になって冬ソナを観ている

菅野仁『友だち幻想』読了。
「フィーリング共有関係」と「ルール関係」の論は、読んでて爽快だった。
言いえて、と思わず膝を打った。
今の職場を見ていても、多くの人は「フィーリング共有関係」で押し通そうとしているように見える。他の選択肢がないかのように。
だから、同僚性が構築できず、子どものオトモダチ関係のようなもので、どこまでも押していくのである。押し付けられる方は迷惑だ。幼稚な価値観を押し付けられると辟易する。

今ごろ『冬ソナ』にハマって観ている。(NHKのBS番組を見たせいだ)
『逃げ恥』も、この前の晦日と正月の再放送で、ようやく観た。放送時には、何が面白いのか正直よく分からなかった(興味もなかった)が、後になってみると、確かに面白いと感じる。
『冬ソナ』の話の作りは、ちょっとあざとく感じる向きもあるが、全体的に美しく構成が整っている。チェ・ジウは「泣き女王」と言われるだけあって、チェ・ジウが目に涙をいっぱい溜めているのを見ると、思わずもらい泣きしそうになる。ミニョンがチュンサンなのかどうか真相が宙吊りにされていて、まさにサスペンス(宙吊り)。
仕事もひと段落つき、ようやくじっくりとドラマを観ている。