共演でぐっとくるアーティスト

この二人が一緒に演奏しているのは、すごくハッピーな気持ちになる、という組み合わせがある。
例えば、僕が最近追いかけているのは、竹内まりや山下達郎


1987年発表の「駅」。
もともとは、中森明菜への提供曲だったそうだが、曲への解釈をめぐって納得の行かなかった山下達郎が、竹内まりやにセルフカバーを提案したというエピソードがある。
バックでギターを弾いているのは、山下達郎佐橋佳幸も見えますね。
30年も前の曲だと言うのに、今日聞いても名曲ですね。

次は、ジェフ・ベックとロッド・スチュアート。
関係が悪いという噂も聞くけれど、そういうゴシップが吹っ飛んでしまうくらい、この映像は二人の絆を感じさせてくれる。二人が一緒に演るのは、きっと何年振りかのことなんだろうと想像する。ロッド・スチュアートが歌い出すと、思わず両手で顔を覆うジェフ・ベック。孤高のギタリストのこういう姿を見るのは、結構珍しいんじゃないかという気がする。


次は、ちょっと古いが、クラプトンと晩年のパバロッティ。
パバロッティは、三大テノールのひとりとして活躍したイタリア声楽の重鎮だが、この映像で見られるように、少しも衰えを感じさせず、かつロックやポップスのアーティストたちとも盛んに交流して、すばらしい演奏を聴かせてくれた。