ステープラーを買うなら

ステープラーは、わりとよく使う文房具だろう。
一般にはホチキスとも言われるこの道具。
今ではフラットクリンチが一般的になり、書類を綴じる力も少なくて済むように改良されている。

代表的なメーカーはMAXだ。
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小型でありながら、その中身は最先端を行っている。
デザインも愛らしく、日常的に机上に置きたい文房具でもある。

用紙を綴じられる枚数は、従来は10~20枚がせいぜいだったが、MAXは2倍の40枚を綴じられるホチキスを開発した。
それがこちら。
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商品名はVaimo11。
商品が売り出されたのはだいぶ前なので、今さらな感じもするが、現時点でホチキス最高峰なのは間違いない。
なぜ11という番号がついているかというと、これは針のせいであろう。
通常の10号針ではなく、同じ太さではあるが長さが1ミリだけ長い11号針というな特別な針を使う。
(綴じ枚数が増えたのだから、当然である)
ちなみにVaimo80という商品もある。
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こちらの商品は、80という数字がついているが、使っている針は上記のVaimo11と同じ11号針である。
この「80」という数字の意味するところは、綴じられる用紙の枚数にある。
なんと、80枚を綴じられるという。勿論フラット・クリンチで。
針の大きさは従来通りでありながら、80枚を綴じることができ、フラットクリンチで、となれば、これこそホチキス界の王者であろう。
そもそも80枚を綴じるということは、ステープラー製本を前提としており、製本をする上でフラットクリンチになっていることは、とても重要である。
ただ、80枚もの紙を綴じるのに、従来の細さと変わらない針を使うというのは、強度的にはどうなんだろう?
太いごっつい針の方が強度が高いのではと思ってしまう。
ただ、製本のし直しとかになって、針を抜き差ししなければならなくなったとき、ごっつい針を抜くのは容易ではない。それを従来と同じように扱えるようになったとすれば、それが大きなメリットなのかもしれない。