都会暮らしのノマドとミニマリズム

昔はたくさんの本を家に置いて、図書館のような書斎を持ちたいと夢見ていたが、東京のど真ん中に広い家を持つことは叶わず、ミニマリストとなることに路線変更した為、今はすっかりノマドワーカーもどきである。
小さいながらも書斎のある部屋になったのは嬉しいのだが、本をあまり自宅に置けなくなった。
もうこの4年の間に、ダンボール箱にして軽く30箱程度の本を処分した。その多くはブックオフに送られていった。
その結果、今や自宅の書棚には、僅かな本と書類と雑誌やムック、CDもあらかた処分してしまったので、数十枚だけが残っている。

本を探しに図書館や書店に行かなければならなくなった。
しかし、街を間取りと考えるようになってから、それもアリだと思うようになった。
しかも、勉強や仕事は自宅の書斎にこもってやるより、街中のカフェでやったほうが捗る。
自宅から駅までが近いので、すぐに電車に飛び乗れば、カフェも書店もドアツードア感覚である。
都心の利便性がミニマリスト生活を快適にしてくれている。