どんな機材でも自分の音を奏でる才

修理に出していたギターが戻ってきた。
ボリュームノブを回すとノイズが出るようになっていて、年末に修理に出していた。
中の回路の部品を交換してもらい、今はストレスなく演奏ができる状態になっている。
フレットの減りが少し気になるが、演奏上の支障はない。(それより、演奏技術の低さの方が問題だ!)

ギターの音作りは、ボスのコンパクトエフェクターを使ってきたが、昨年マルチエフェクターに乗り換えた。
コンパクトエフェクターの接続が煩雑なのと、接続が多くなればなるほどノイズが出るなどトラブルも多かった。
また音作りが結構ややこしく僕にはうまく扱えなかった。それで、全部売って、新しくGT100を購入したのである。

ギターやアンプ、エフェクターなど機材にこだわれば数十万から百万単位の投資が必要だ。
マチュアの趣味の範囲を超えてしまう。また超えたからといって、いい演奏ができるとも限らないのだ。
仮にそこそこの音でも、腕が良ければ演奏に命がこもる!
実際、機材が安物だからといって、音が悪いかと言えば案外そうとも言い切れないようにも思われる。
Jack Thammarat の動画をよく見ているが、彼はどんな機材でも、彼らしい音を奏でている。
アンプはLaneyを使っていて高価だけれど、その他は、ギターも比較的低価格のヤマハのパシフィカだったり、エフェクターも素人でも手が出るGT100だったりするわけで、それでもあれだけの音が作れてしまうんだ!と驚く。何か細工でも仕掛けているんだろうか?

というわけで、今日の動画はJack Thammarat の演奏をどうぞ。