書斎に籠る

仕事はまだ片付かないのだが、歳のせいか19時を過ぎると集中力が切れる。
諦めて帰宅。
昔は一晩くらい徹夜しても平気だったのに、今はもうダメだ。徹夜したら翌日は一日干からびているだろう。
仕事も長時間は続かない。
今年電通の社員自殺のニュースは大きな話題となっていたが、長時間を強制されたらたまったものではない。
気持ちは分かる。

自宅では、小さな書斎(本当にせま~い部屋)に籠って、パソコン見たり、書き物したり、ギター弾いたり、、、
もともとは納戸部屋なのだが、本棚とデスクと物置棚を置いて、すっかり自分の基地になっている。
家の中で、この納戸書斎にいる時がいちばん楽しい。
この納戸には小さな小窓がついており、気密性の高いマンションに外気を取り入れる貴重な窓となっている。
夏の宵は、外から聞こえる祭りの響きに誘われて、この小窓から階下を覗き見る。神輿を担ぐ声やお囃子、出店や人群れのざわめきが聞こえてくる。

もっとスペースをうまく使えれば、この狭い納戸も広く機能的に使えるような気がするが、
あり合わせの家具で間に合わせで作った書斎なものだから、デッドスペースが多く勿体ない気もする。
いずれ自分好みの書斎にブラッシュアップしていくのも、ちょっとした楽しみ。