クリスマスの定番曲

今日はこの曲から。



NHKのドキュメンタリー番組「ブレイブ」を観た。
今回の主役は今村核さん。凄腕の弁護士。
映像のセンスといい、テーマの取り上げ方といい、すごい番組だ。
制作陣のパワーを感じる。

どうしてNHKは、こうもすごい番組を矢継ぎ早に制作できるのだろうか。
民放の劣化が著しい。バラエティーという名のお手軽番組に席巻されているうちに、多くの視聴者はテレビにそっぽを向いている。そんななか、NHKが、テレビってそんなもんじゃないと真正面から本物を突きつけてきている。
そんな感じがする。

最近、自分の寿命をふと考えることがある。
誰も自分の死について考えるが、現実的に考えられる人は稀有である。
多くの場合、自分の死は抽象的すぎる。

僕は基本的に中毒体質なのか、好きなことにはとことんハマる。
熱しやすく冷めやすい性格でもあるので、長続きはしないけれど・・・
だからこそ、いつも何かに夢中になっていられるともいえる。
高校に入ったころは、エレキギターをやってみたくなった。唐突に。ふとした思いつきで。
楽器屋に行ってカタログをもらってきて、飽かず眺めていたことを思い出す。
2カラーのサンバーストのストラトがいいなと思っていたが、あの時のカタログの写真を通して空想していた楽器への憧れや、その時の時代の空気のようなものが、今でもふっと蘇ってくる。その頃の自分に戻ったような気持ちになれる。二十年以上前のことなのに、あの頃の自分が、今も自分の内側にあることを感じられるのは、記憶力kが優れているのか、それとも全く成長がない証なのか。

クリスマスソングの定番。次の曲はこちら。


自称ミニマリストとしては、モノは少ない方がいいのだけれど、
少ない持ち物だからこそ、気に入ったいいものを持ちたいと思う。
モノへの欲望を断ち切っていないので、本当のミニマリストではないのかも知れない。
なぜ、モノにこだわるのだろうか?
モノに付着している物語や幻想に取りつかれているのかもしれない。
モノを通して自己表現をしたいのかもしれない。
自分を表現する手段としての、モノ。自分のセンス、自分の生き方、自分なりのファッション、、、
現代の高度消費社会とは、差異の体系を無限増殖させる記号の世界だ。
自分を埋没させたくない。自分らしい確固たる何かを打ち立てたい。そんな自分病の表れなのだろうか。
僕たちは、イメージを消費しているのかも知れない。


クリスマスの定番曲はまだまだある。
また次回。