本日の雑感

仕事場からいちばん近い大型書店に行ってみた。
手帳コーナーがあったが、まだあまり置かれていなかった。
高橋のコーナーでは、「ニューダイアリーアルファ」がわりと多く置かれていた。
どこでもニューダイアリーアルファは多く置くようで、高橋の主戦力になっている商品なのだろう。
今日は残ねんながらビジネス手帳2の実物を見ることはできなかった。
手帳コーナーが充実する10月が楽しみである。

仕事場では、いろいろな問題が起きている。
基本的に平和なので、問題といってもさして大きな問題とは言えない。
それでも、いろいろと考えてみると難しいのである。
職場の意思統一みたいなものが、やはり、どうしても必要と思われる。
もちろん、いろいろな人間がいるのであって、それはいいことでもあるのだが、
ある問題について議論する上では、同じ前提を共有していないと前に進めないのだ。
こう言うと、それはおかしいのではと思われる方もいると思う。
議論とは、そもそも、異なる前提に立つもの同士がいかに合意点を見つけるかをめぐっての手続きである、とこれまで言われてきたから。
でも、今の日本では、その手続きは恐ろしく迂遠である。
そんな議論を経なければならない問題は、そもそも無視されるのがオチである。
つまり、議論とは、同じ前提を共有していることを必須の条件として、初めて成立するようなものなのだ。この国においては。
僕はそう考えている。
だから、職員会議は、共通前提を確認しない限り、絶対に議論にはならない。
あれは単なる連絡事項の共通理解にすぎない。

デジタルな入れ墨digital tatooという言葉があるそうだ。
ネット時代が加速する現代において、この問題をどう考えるべきか。
就職活動において、その人がどのようなネットへの書き込みをしてきたのかがチェクされるようになっている。
その人の、書き込みの履歴があからさまになるようなICT技術の時代である。
その傾向は、今後ますます加速すると言われている。
街頭での私たちの行動は、監視カメラで監視され、個人の行動が大型サーバーに記録され、追跡さえもされている今日。
これからのICT時代をどう生きていくべきか、未知の領域に突入し始めている。