すぐれた人

昨日はとてもいい日だった。
というのも、Mさんが職場にいらして、久々に自分を出して喋ることができたから。(僕は普段、あまり職場では話をしない。)
彼は不思議な人で、彼と一緒にいる人すべてが、彼に対しては警戒心を解き、かなりあけっぴろげに本音を喋ったりできる。
彼は、込み入った問題についても、一を語れば十を察してくれるようなところがあり、
そういう意味では、他の人には分かってくれなそうなことも受け止めてくれるという安心感がある。
なんて言うのだろう、人間のスケールが大きいように感じる。
彼のような人が、今の職場にいてくれたら、どんなに心強かっただろうか。
自分には、彼のような存在になる力はない。
せめて、その片鱗でも真似しないといけないんじゃないか。職場の帰り道、そう自分を叱咤激励した。