野田新首相と、祝未来

野田首相が誕生した。
彼は、駅前で手作りの「瓦版」なるチラシを配る愚直な政治家であった。
まさか、数年前には彼が首相になるなどとは夢にも思わなかった。
しかし、彼が首相になったという現実を、とても喜ばしく思う。
今は、反小沢か否かで政治家の行く末が左右されるかのような報道ばかり。
小沢さんってそんなに偉いんかいな?
報道そのものが、小沢の権威を作り上げているのではないか?
そんな逆説を感じつつ、野田新政権の行く末を思う。
 
野田新政権の未来に期待したい。
小沢が政治の中心ではないのであって、世の報道とは無関係に、
野田さんの哲学が発揮されることを、心から望んでいる。
今必要なのは、政治家の教養である。
僕が思うのは、政治家の教養とは、政治家個人が、雑音を断絶した孤独な境地に立ち、
己の信念のあるべき姿をいかにイメージするか?!にかかっている。
野田さんには、是非、雑音を断絶した場で瞑想していただき、己の初心と信念を確固として
推進していただきたい。その先に、どんな未来が開けるか。