THIS IS IT をみる。

2週間限定で公開されているマイケル・ジャクソンドキュメンタリー映画This is it」を観てきました。(公式ページによると、期間延長されたようです)
朝早起きして佐々木かをりさんのブログを読んでいたら、この映画のことが触れられていて、早速映画館に駆け込みました。


これまで、インタビューや単独取材の番組も見たことがありますが、どちらかと言えばゴシップ寄りで、マイケルが音楽を作る現場を見たのは初めてのような気がします。もちろん、このドキュメンタリーも、ほんの一端を覗く程度でしかないのかもしれませんが、マイケルがことのほか、自分のイメージに対して強い確信を持っていて、そのイメージを皆に伝えながらステージを作っている姿が印象的でした。また、その注文に対して、イメージを具体的に表現してほしいと言い返すキーボーディストとのやり取りも、なかなか面白かった。イメージはマイケルの中にしかなくて、それをメンバーがどう共有していくのか、といった趣きでした。
曲の殆どは87年来日時のものと同じで、マイケルは、自分の全盛期のライブを再現しようとしているようでした。往時を知るファンの一人としては、あまり新鮮な感じはしませんでした。
新しかったのは、森林伐採によって失われていくアマゾンの自然をテーマにした曲。この曲には、ダンスもほとんどなく、ただ歌うことに徹するマイケルの姿がありました。ぼくとしては、こっちのマイケルに興味を惹かれました。
昨日の朝日新聞ライオネル・リッチーのインタビュー記事が載っていましたが、マイケルについて触れられていて、とても興味深かったです。