入門者向けのクラシックギター

ロックが一時代過去のものとなり、クリムゾンもパープルも今の中高生は誰も知っちゃいません。中高年ならいざしらず、中高生は知るよしもないという現状。雑誌も「大人のロック」を謳い、ロックは過去の遺物のように思われてなりません。別にそれを憂えているわけでもないんですが。
ロック音楽は様々な潮流を生み出しましたが、その選別化と淘汰が起こっているのかも知れません。
たとえロックが廃れたとしても、音楽の魅力が失われたわけではないのだから、別にぼくは心配したりはしませんが。
かく言うぼくも、最近はクラシックギターに俄然興味が移っております。音楽性も、ロックからクラシックへ、ポップスからトラディショナルへ。まるで宗旨替えしたかのように、嗜好が変化しています。
で、クラシックギターを買おうと思っても、入門者には何がいいのかよく分からないんですよね。
インターネットで調べてみると、初めて知ることばっかりです。松岡や小平という日本ブランドがいいらしいとか。それから、クラシックギターって、松(ドイツ)と杉(スペイン)の二種があるとか。現代のクラシックギターの原型はスペインで生まれただとか。これまで(エレキ)ギターを齧ってきたけれど、知らないこといっぱいで。まるで初心者に戻ったような気がします。アストリアスという、ちょっと高級な国産ブランドがあって、どう違うか分からないんだけど、山野楽器も扱っているくらいだから、なかなかいいのかな? なんて。
クラシックギターは、ほとんど流行と無縁に生き残ってきた世界だからか、情報が少ないという気がしました。入門者に何がいいかという情報は、本当に片手ほどといった有り様です。
小平がいいかな? と思っているところです。