パット・メセニーの思い出の曲(つづき)

パット・メセニーとの出会いは、彼がソロ名義で出した『シークレット・ストーリー』に始まります。
昨日の記事でも書いた‘Above The Treetops’は、このアルバムのオープニングを飾るにふさわしい名曲だと思いますが、その後に続く、‘Facing West’もとても好きな曲です。
このアルバム名が‘Story’となっているだけあって、それぞれの曲がつながりを持っていて、アルバムを聞き通すと、一巻の物語絵巻を見ているような感覚にとらわれます。
ぼくは、オープニングでアジアの原始林を想像し、この曲でサバンナの動物大移動の鳥瞰図を思い浮かべます。手塚のジャングル大帝みたいなイメージかな。
http://www.youtube.com/watch?v=bWliuxlV-fU&feature=related

ちなみに、このアルバムの最後を飾るのは、‘Tell her you saw me’という曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=FpR7uCncGT8&feature=related

この曲を聴きながら、遠い世界に思いを馳せて眠りにつくのです。まさに人生の終末の隠喩ですね。

かつて僕がアルバイトしたとあるライブハウスで、パット・メセニーの曲のカバー演奏を聞いたことがあります。その時の曲は‘James’というもので、とても印象深かった。
そして、とても素晴らしい小品だと感じました。
http://www.youtube.com/watch?v=rAH6Ct5WqPc

こちらはカバー
http://www.youtube.com/watch?v=5Uwpwawb-Ew