独裁的経営は不毛

効率性重視の世の中で、学校は生徒を効率的に管理していくが、教員もまた効率至上主義にがんじがらめにされている。学校管理職は、まさに「管理」することが仕事である。「管理的」ではないように振舞っていても、実際は管理と効率性を求めているにすぎない……化けの皮はすぐに剥がれるのである。
ある種の教員は、その権力的な臭いを敏感に察知し、それにあがなったりするのだが、それを反発と受け止めるタイプの管理職にとっては、ただただ耐え難いのであろう。
その反動は、さまざまな場面で現れる。
リベラリズムを実践できない上役は、ただの無能者でしかない。少なくとも民主国家のこの国で、独裁的な運営など許されるはずもないのである。