それにしても、とぅまの役はドンピシャで合っている。本当に、奄美大島の人間に見える。
ドラマの視聴率が低迷だとも出ていたが、そうなのかと驚いた。二階堂ふみの登場で視聴率はV字回復したと記事は伝えていた。それはいいことなのだが・・・。
あまり視聴率のことなど気にしてドラマを見たことはないが、このドラマかなり面白く見ている。
幕末から維新にかけての時代を理解する手がかりにもなるし、義に生きる西郷の生き方が、今の時代のロールモデルのようにも見えるし。
ドラマの制作サイドは視聴率が気になるのかも知れないが、あまり気にしないでほしいとも思う。もしドラマの視聴率が今は低くても、ドラマという財産は後世に残るのだし、後の世代のためにも、とにかくいいドラマを作ることが肝心だ。視聴率に踊らされて、芯のしっかりしないドラマになってしいまうことがいちばん悲しい。
その意味で、脚本、監督、役者が、ドラマで訴えたい部分から軸をずらさず、最良の映像表現作りを貫徹してもらえたら嬉しい。
あと、カンヌでは「万引家族」がパルムドールに輝いたということで、日本の映画界からも目が離せない。
本当に時間はいくらあっても足りない。やること見ることは無限にある……
