歯の痛みが引いてきた

夕方仮眠をとったが、目が覚めるとまた歯が痛み出した。
歯というか、歯根の奥に膿がたまるんだよね。
それが、歯茎に吹き出物のようになり、耐えがたい痛みとなる。
周期的に、この症状に悩まされてきた。
それで、痛みを我慢しながら夕食を食べ、しばらくすると痛みがひいてきた。
ネットを観たり、ギターを弾いたりしてから、風呂に入り、寝床に就いたのも束の間、
また歯の激痛が襲ってきた。
蒲団の中で痛みを我慢するも、我慢の限界を超える。
起き出して、速攻歯磨き。歯というより、歯茎磨きだな。
歯茎の吹き出物は潰れて出血する。歯ブラシが当たると痛いが、何もしなくても痛いのだから、歯ブラシが当たって痛いのも一緒。
それでもマッサージ効果で、少し気が紛れる。
歯ブラシは血で赤く染まっている。

お湯を沸かし、紅茶を煎れる。
茶のカテキンと熱で消毒だ!とばかり、紅茶を啜りながら痛みの患部を温める。
それが功を奏したのか、ついさっき痛みが引いてきた。

痛い時は、痛みをこらえることに必死で、ろくなことを考えない。
末期癌で痛いとき、こんな痛みを堪えて結果死ぬだけなら、さっさと殺してくれと願うのは尤もだと思ったり。
人生の終末が、こんな惨めな砂をかむ思いでしかないなら、なんと人生は悲しいものだろうと思ったり。
医学がどんなに発達したって、この痛みの根本的な治療がない。医学も所詮その程度なのだなと思ったり。
元気なときは誤った幻想にどっぷりつかっていて、人生の真実が見えていなかったよ。騙されていたよ。
死ぬ間際になって、人はようやく正気になるのだろうか?などと思ったり。

でも、なぜか痛みが引いて落ち着いてきたのは幸い。
まだ完全ではないが、歯ブラシ効果で峠は越したような・・・

Taylor Swift がいいなと思ったのは、二年くらい前、飛行機でこのビデオを見たときのこと。
僕にとっては思い入れのあるライブ演奏です。