モノとの格闘

衣替えの時期になった。
東京は最近朝冷えを感じるようになってきて、日中はまだ暖かなのだが、多くの人はジャケットを手放せなくなっている。
我が家も夏服と冬服を入れ替えた。
入れ替えると同時に、今夏まったく袖に手を通さなかったシャツをまとめて処分した(と家人が言う)。
我が家は物を減らすことを潔しとしているので、使わないものはじゃんじゃん処分することにしている。
モノを置くスペースが要らないし、狭い家でも快適に暮らすためのコツと言えるだろう。
これでかなりモノの少ない家かと思いきや、それでも案外モノは大量に我が家を占拠している。
今のようなモノが大量に溢れる時代は、意識的にコントロールしないと、モノに押しつぶされてしまう。人間がモノの所有者ではなく、モノが人間の所有者になってしまうのだ。
モノとの格闘は、生きている限りずっと続いていくんだろうな、と思っている。