異動後雑感

現在の勤務校に異動になって、家人は僕のことを「人が変わったようだ」と言う。
確かに、とても刺激を受けるからね。
昨日の始業式、今日の入学式を見る限り、僕の以前の勤務校とは比べ物にならないくらい落ち着いた学校なのだ。数年前までは、様々な問題が鬱積していたようである。それなのに、現在の状態にまで、ここ数年で変えた現職員の働きは大きい。
E劇部新設の話もあったが、それにはのらずK道部を希望した。職員会でさまざまな意見が出され、これまでのやり方に対する反発から、希望調査をするということになった。そこで、僕は僕なりに自由に希望を出していいよ、という助言まで頂いた。
この職場に変わって、本当に毎日刺激を受ける。
やってることは以前の勤務校と変わらないのだが、やり方が違うというか、プロセスの踏み方に大きな違いがあるようだ。こちらの学校の方が緻密で、知的である。
その違いは僅かな差のようでいて、その実とても大きいような気がする。
僕は、いろいろな人に嫉妬しながら、仕事をしている。
実に才能を豊かに発揮して、皆、充実した仕事をしているのである。
こういう職場を見れたことだけでも、異動の甲斐があったというものである。