今日はひとしきり「キッザニア東京」の話題に触れました。
一部のテレビ（ニュースかな？）では流れたそうですが、なかなか面白いテーマパークです。
パーク内には、様々な職業体験のできるパビリオンが立ちならび、職業訓練を受けたあかつきには、実地に仕事をして園内で流通する貨幣「キッゾ」を給与として受け取ることができるそうです。
また、銀行があるので、「キッゾ」は預金でき、キャッシュカードも発行してもらえるので、ATMを使って必要に応じて入金したり、引き出したりすることができるそうです。クレジットカードもあるそうです。車の運転免許も取得でき、レンタカーショップがあり、ガソリンスタンドまで揃っている。しかも、それらの運営を、職業訓練を受けた子どもたちが請け負うというのが面白い点です。
ラジオ放送やテレビ番組も園内で子どもたちによって製作される。
まさに、リアルな経済社会を子どもたちが実地に体験できる仕組みになっています。
賛否両論あったそうですが、現在都が行っている中学生の職場体験の取り組みのお粗末さをかえりみれば、こうしたテーマパークの存在価値は言うには及ばずです。職場体験というのは、企業にとっても投資するに値し、それなりの見返りのあるものでなければ、長続きしないし、現実的な成果に結びつかない結果に終わるのではないでしょうか。
