仕事との距離

最近は、バンド活動のプロジェクトに夢中になっています。
働き盛りの30代ですから、仕事が暇なわけではありませんので、念のため。
仕事はますます忙しくなり、仕事から解放されたい欲求がますます増長したということでしょうか。
「仕事に対するエネルギー量は、プライベートのエネルギー量に比例する」
と最近はマジに思っています。
プライベートの時間を削って仕事したって、いい仕事には繋がらないのではないでしょうか。

そういえば、仕事に対して、最近はガツガツしなくなりました。
「俺はちゃんと仕事してるぜ」的なメッセージを周囲にアピールしなければならないようなプレッシャーが、これまではどこかにあったのかも知れません。
今はそういう気持ちをさっぱりと捨てて、自分に与えられた使命というと大袈裟ですが、自分のできる仕事をきっちりやろう!という方向にシフトしつつあります。自分以上にうまくできる人がいるなら、その仕事はその人たちに任せればいい、と割り切ることができるようになったように思います。
別の言い方をすれば、自分には自分だけに与えられた仕事があるのだと信じられるようになった、ということだと思います。そう信じられるようになったことは、幸せなことだと自分では思っています。

音楽は全くの趣味の世界ですから、本当に楽しいです。
名声やお金のためではなく、疲れきった体と心を癒すように、心の奥深くへと沁み込んでいく砂漠の中の雨のようなものです。